農業委員会・・・委員を退任いたしました。 H22.5.16
2010年 05月 16日久喜市農業委員会での歓送迎会が行われました。
私は議会選出(議会の枠からの推薦)で農業委員会に委員として
H19年4月の改選後よりお世話になってきました。
議会選出なので3月23日にはすでに委員とし資格を消失していた
のですが、 あらためて、農業委員会の皆さまに送別会を開いていただき、
寂しさを実感しました。
この農業委員、議会の中での役職としてかなり重要というか議員の中でも
やりたい人が大変多い行政委員会委員です。
旧久喜市議会のとき私の所属の『大地』に二つのポストのうち一つが
まわってきました。旧大地のメンバーには一人も農業に携わる人がいなく
また、そのポストに強いこだわりを持つ人もいなく、唯一、私が農村部に
住んでいるということで会派の皆さんからの推薦で務めることになりました。
その時の歓送迎会でのことを今更ながら思い出しました。
・・・・・ 新人挨拶で私は「農業のことをこれから皆さまに教えて
いただきながらがんばります。」・・・というようなことを申し上げました。
そのあと、先輩議員(その時、退任された議会選出の農業委員の二人に
一応ご挨拶がてらお酌をしました・・・)その一人に『あんた、農業を
これから勉強するなんて何考えているの?ここは農業を知っている人じゃなきゃ
駄目なんだ!」ときつ~いお言葉。もう一人はお酌を傾けても全く無視!!
なんて嫌ぁ~なところなんだろう・・・と感じました
よっぽど私みたいな若輩ものが農業委員なんてけしからん!!!と
お二人は強烈に思っていたのでしょう。
しかし、その人たちがいなくなった純粋の農業者の農業委員会委員の
皆さんは、それは温かい方たちで、何もわからない私を娘を見るような
目で、勉強させてくださり、そして活動を共にささえてくれました。
真夏の暑い暑い日差しの中や雨の降る中での農地パトロールなど、汗だくに
なり田んぼを走り回ったのも、会長初め皆さんと一緒に頑張ったなぁ・・・という
良い思い出です。
そして農地法など勉強していく中で、久喜市の農業の状況が
浮き彫りになったりと、この3年間はかなり実のある活動をさせていただいたと
感じています。
何しろ農業従事者の方々は心が真っすぐで温かいというのが一番の印象でした
これからも、ひろ~くなった久喜市の農業の発展のために農業委員会の皆さまの
ますますのご活躍をお願いしたいと思います。
私も農業委員会委員としての経験を活かし、今後も活動を進めてまいります。
お世話になりありがとうございました。
先ほどの超意地悪な先輩議員のうちのお一人は、今回改選後の最大会派に
所属しています。
そこからの強い提案により今まで4人の議会枠の農業委員のうち2人は
『一般の女性農業者』だった枠を、4人全員『議会議員』で、ということに決まり、
『一般の女性農業者』は農業委員になることが困難な状況になってしまいました
(他会派からも4人でという希望もありましたが、政策会議では4人のうち議会議員は
今まで通り2人でと提案しました)。
その最大会派には3人の農業委員枠がありますが、必ず農業従事者(農業を
知り尽くした)の3人の方が選出されることでしょう(その超意地悪なことを
私に言った方がいるのですから・・・)。
我が、政策会議にも一つの枠が回ってきました。会派の皆さんがご配慮してくださり
『春山さん、どお?』と投げかけていただきましたが、やはり私は4人のうち二人は
『一般の女性農業者』を議会として推薦するべきという考えが変わらずありますので、
ここは、男性であっても農業従事者の方にお願いをいたしました。
* れんげまつり *